日本の原風景に穏やかにたたずむ五箇山民俗館は、いにしえの暮らしをありのままに伝える貴重な資料館。菅沼で最も古い合掌造りの内部を改築し、先人たちの知恵が生かされた生活用具や資料を約200点余り見ることができます。
1階には、藩政時代の重要産業だった塩硝(火薬の原料)製造関連の用具や、その製造方法、食器、カンジキなどの履物、衣類、農機具などが展示され、2階(アマと呼ばれる天井裏)にはやはり重要な産業だった養蚕のための用具が展示されています。
大自然に抱かれ、日本の原風景を見守り続けてきた五箇山民俗館で、のんびり歴史を感じてみてはいかがでしょう。