のどかな田園の町、南砺市にたたずむ旧富山県立農学校本館・巖浄閣。
緑で囲まれた校舎はコロニアル・スタイルの木造2階建てで、桜色の外壁は青く澄み渡った空に美しく映えます。
築100年以上もの歴史のある校舎は、どここかノスタルジックな雰囲気を漂わせ、足を踏み入れればまるでタイムスリップしたかのよう。
この校舎は地元の資産家で県会議員でもあった島巖(しまいわお)の強い思いで建てられました。
明治42年(1909年)には皇太子(大正天皇)の御座所になった由緒ある建物でもあり、中の展示室をはじめ建物の内装や造作から当時の様子を垣間見ることができます。